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【書評】『たった一人の熱狂』を読んだ感想は...狂ってる...

狂ってる...

 

こんなに狂気を感じたのは永守 重信氏(日本電産の創業者)著書『「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやるfa-external-link』を読んだとき以来でした。

おおよそ世間一般の感覚とは離れた経営者の過剰な人生観が書かれていて、この本は...と思うような内容でした。

 

案の定Amazonのレビューfa-external-linkでは酷評のオンパレード。副題が『仕事と人生に聞く言葉』なので仕事、人生に対する高尚な哲学みたいなものを求めた人には刺さらなかったのかなと思います。

「圧倒的努力」という言葉が多用されていて、めちゃくちゃな精神論に終始していたり、高級料亭やワイン、華やかな交友関係などいかにも昭和な勝ち組の価値観が凝縮されていて受けつけないという人も多いでしょう。

 

ですが私はなかなか面白い本だなと思いました。さっと読むと内容がかなり薄っぺらいように感じるかもしれませんが一つ一つ紐解いていくと芯のある本だな感じれると思います。

 

まずお金!!そこをしっかり書いている

「企業家を目指す若い人の中には、「世の中を良くしたい」「社会貢献をしたい」と高慢な理想を口にする人がいる。
こうしたお題目を耳にすると、どうも僕には欺瞞的に思えてならない。美しい理念や目標を掲げるのは結構だが、そのゴールへたどり着くための資金は誰が準備してくれるのだろう

この本は”まずお金ありきなんだ”ということをしっかり書いている点で非常に評価できます。

経営者が著者の本は大抵、薬にも毒にもならないようなキレイゴトが並べられて”お金”の部分をうやむやにしていたり...

そんな中この本は素晴らしい。

 

継続的に社会にいい影響を与え続けるにはやはり”お金”が必要だということをしっかりと書いています。どんなに気高い信念も資本主義の前には崩れ去ります。社会の役に立つ事業を継続的に行うためにはやはりお金が必要なんです。

 

高尚な理由づけはいくらでもできます。出版社の社長なんですから「人の心が動く本を作りたい」だとか何とでも言えるでしょう。

ただ面白い本、意義深い本を作ること以上にそれが人に届くことはもっと重要です。どんなに素晴らしい本を作り上げたとしても誰も読まなければ存在しないのと同じ。だからこそ数字にこだわっていくしかないというのが見城さんの考え方なのでしょう。

「いい本を作っていればきっと誰かが気づいてくれる」というようなキレイゴトで済ますのではなく、どこまでも数字を追っていく。その先にこそ価値ある本の出版があるという考え方はとても参考になります。

 

とにかくお金について真っ向から書いてあります。

まず”お金”そこから始まるんだ!!

 

勝利を決めるのは圧倒的努力なのか

僕はよく女子プロゴルファーに言います。「その年、一番苦しい努力をした人が、その年の賞金女王になると考えたほうがいい」と。「あなたが35位なら、あなたの苦しい努力は35番目だったんだ」と。「結果が全ての世界なんだから、そう考えるしかないよね」と。

このエピソードにはいかに見城徹という男が狂っているかが凝縮されていますね。なんだか気持ち悪い。

こんなことどのような練習を積んできたのか知らないおじさんに言われたらプロゴルファーもたまったものじゃないでしょう。

 

やはり圧倒的な努力こそ勝利のカギなのでしょうか。というより圧倒的努力とは何なのでしょうか。

 

勝負というのは大前提として運と呼ばれる不確実性があります。
勝利が確実ならばそれは勝負ではないし、何かを賭けて戦うことにもならない。
この本にも『麻雀で運を鍛える』という章がありギャンブルで人生の万般を学べるとまで書いています。
見城徹氏も運という自分でコントロールできないものが勝負を左右することはわかっているはずです。

ただそういったコントロールできない部分についてあれこれ考えてもしょうがない。圧倒的努力をすることでしか勝利には近づくことはできない。

 

だから「負けたときは努力が足りなかった...そう考えるほかない」ということでしょう。

腑に落ちる点はあるなと思います。

 

圧倒的努力とは何なのか...その正体について

圧倒的努力、苦しい思いをしたものが勝つ。
本当にそうでしょうか?
この点については全く賛成できません。

 

「苦しくなければ仕事じゃない」「憂鬱でなければ仕事じゃない」こういった思想は時代錯誤だなと思います。

では圧倒的努力とはなにか?
それはでしょう。
物事はやるか、やらないかこの二つしかありません。
やったことの量、それが膨大に積み重なったものを圧倒的努力と言っているんでしょう。そう考えれば圧倒的努力が勝敗を分けるというのにも納得できます。やったことの量が多ければ多いほど勝利に近づくのは明白です。

 

つまりそこに”苦しい思い”や”憂鬱”は必要ないように思います。
ただどんな熱狂の中にいてもやりたくない仕事はシステム上生まれてくる。
そこを乗り越えたものが勝つ。そういうことでしょう。

 

まず熱狂の中にいるということが大前提なので、人生に行き詰っている人は苦しい今を乗り越えれば幸せになれると思い込むのはキケンな気がします。
そういう苦痛を強いられている人、そういう労働をしている人はまず熱狂できるものを探しましょう。

熱狂していて初めてスタートラインに立てる。

 

熱狂していなければ圧倒的努力なんてできるはずがありませんし、量が人より劣れば負ける確率は高まります。

 

矛盾にあふれた価値観...狂うことで勝ち続けてきた男の人生がここにある

「他者への想像力が大切」 「謙虚さを忘れてはいけない」 「思い込みが強い人は仕事ができない」等、 真っ当なことを仰っており、とても共感したので書店にて購入しました。 が、読んでみると、自慢話、単なる精神論、どこかで聴いたことのある話ばかりでした。 「他者への想像力」や「謙虚さ」のかけらもなく、「思い込み」に満ちた内容でした。amazonカスタマーレビュー

なんだかこの本は一貫しているようで矛盾に満ちています。

『売れない本に意味はない』などかなりキャッチーな言葉が並んでいて、どれも言い切る。

そのような極端な結論は何百回と思考を重ね、考えに考え抜いた結果であるはずです。死線をくぐり抜け、傷だらけになりながら導き出した人生哲学がこの本には詰まっています。

 

一人の経営者が勝ち続けるためには突き抜けるしかなかった。突き抜け、狂うことでしか勝ち続けることはできなかった。

そう考えると深い

理想と現実が渦巻くカオスの中で一人の経営者が導きだした答えがコレなんだなと...

 

 

この本は文庫化もされており売れている本なのでしょう。

最近名前をちょいちょい聞く箕輪編集者がフリーライターとインタビューして作ったというこの本。

なにかを伝えるにはあまりにも情報が不足しており、ほとんどの人は読んでもあまり得るものはないかと思います。

 

ただこの本は売れた

また見城徹が勝利を積み重ねたという事実がここにはある...

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